2020年10月 24日に衛生管理・HACCPにまつわるコンテンツサイト「easy hygiene」がスタートしました。
easy hygiene(イージーハイジーン)は、直訳すると「簡単な衛生、簡単な衛生管理」という意味です。
昨今、食品事業者を取り巻く環境は非常に厳しく、またハードルの高い取り組みが求められるようになりました。取引先から食品安全マネジメントシステムの導入が取引の条件と言われたり、また食品衛生法改正に伴い、食品事業者は自社の取り組みとして食品安全の仕組みであるHACCPの導入、またHACCPの考えに沿った衛生管理を求められています。

以前に比べてHACCP導入の事業者は格段と増えてきました。しかし、まだ小規模事業者、加工業者や飲食店の多くの現場ではHACCP導入の手前の衛生管理でつまづいていることや、知識としては理解したけど、実際に現場でどう落とし込みをすればいいか分からないという悩みに加え、教える側についても実際の現場を知らずに知識を伝えるだけで具体的な運用についてのレクチャーがないという不満の声も聞こえてきました。

しかし、衛生管理を行うことは特別なことをやるのではなく、人が口にするものを提供する事業者の責任として、食中毒や異物混入の事故を起こさない環境づくりは当たり前のことであり、本来それをコンサルタントを入れずに自社で取り組むことが理想です。 「easy hygiene」では、まずは基礎的な衛生管理を現場でしっかり構築するための知識や運用のヒントについて事業者の皆さんにご案内していきます。

事業者の皆さんにより寄り添うサービスを随時提供し、現場で困った時に「あーなるほど、そういうことか！」とこれまでの疑問が腑に落ちるような、誰に相談したらいいか分からない時に「聞くのが恥ずかくない身近な相談相手」となるような、そんなサイトにして育てていきたいと思います。